
長い間、株式投資をし、バブルもリーマンショックも経験する中で何とか生き残ってきました。
その中で気づいたことは、人と同じことをしていては稼げないということです。
一部例外として、バブルの際は同じことをしても稼げます。
ITバブルや最近で言えばバイオ関連は、初動から中間地点までは、乗っかるだけでもかなりの利益を出せました。
自分が稼いだとか、IPOに当たったというような話は好きではありませんが、こうした側面はあります。
ただ、いわゆるポケモンGOのような規模感では、初動の初動を抑えなければ難しいのが現状です。
アメリカで配信されて話題になる前に、ポケモンGOが面白そうだと思えるかどうかが鍵です。そうでなければ乗り遅れて大損する危険性もあります。
初動を抑えることの重要性
バブルに乗るのも一つの手法ですが、長期的に生き残り稼ぐためには人と違うところを見ることが重要です。
具体的に言うと、投資では他人よりも早く初動を抑えることが大切になります。
初動を抑えるコツはたった一つ、他人に振り回されないことです。
そーせいが凄いことになる、と誰もが言うようになったり、ポケモンGOが社会現象になってニュースになってからでは投資妙味はありません。
IPOの場合、例えば期待されていたIPOが悪い結果になっってしまうとIPOそのものが駄目だという流れになります。
期待して乗せられ、駄目になるとネガティブになるのは他人に振り回されている証拠です。
とにかく他人の熱気や意見に振り回されてしまうと、初動が抑えられなくなるどころか、ババを引かされて痛い目に遭うということが少なくありません。
投資の極意
そーせいも、ポケモンGOも魅力的なことは間違いありませんが、
株で稼ぐなら今は決算期なので、そこで業績の良い株を買った方が確実です。
地味な作業ですが、誰もやりたがらないので狙い目です。
ただ、株は業績が良くても上がるとは限らないので地合いには注意する必要があります。
為替や米国の指標に注意しながら全体を読む必要があり、外資系の空売りの動向も確認しなくてはいけません。
本来はそれくらい色々なところに注意を向けないと稼げません。
もっとマクロな視点で言うと、株や為替、IPOは多くの人が目を向けているので、ソーシャルレンディングのように誰も知らないサービスに目を向けることも大切です。
これも皆がやるようになって、流行り始めたら手を引くくらいが丁度いいです。
そんな感じで投資の極意を一言で言うと、他人に流されずに初動を抑えるということになります。とにかく周りに流されなければ勝率は高まります。