
ロードスターキャピタル(3482)の将来と株価について個人的に思うことをまとめておきたいと思います。
結論からすると、将来的に注目にも値する企業と考えていますが、その理由を解説していきます。
殆ど表には出ていない情報だと思いますので、参考程度にチェックしてみて下さい。
将来的な事業の柱はソーシャルレンディング
ロードスターキャピタルの公式サイトを見ると、不動産とテクノロジーを組み合わせた事業を押し出していることが分かります。
これがいわゆる「オーナーズブック」と呼ばれるソーシャルレンディングになるのですが、こちらはまだ始まったばかりのサービスです。
収益的な貢献も少ないのですが、逆に言うと伸びしろがあると考えられます。
売り切れ続出のラッキーバンクとの比較
「オーナーズブック」のサービスは、まだ明らかに正当な評価を受けていません。
同業サービスである「ラッキーバンク」は商品販売と当時に、売り切れが続くほど、凄まじい人気を誇っていますが、なぜ人気があるかというと期待利回りが高いからです。
しかし、期待利回りが高い=優れたサービスではなく、むしろ期待利回りが高いことは、それだけのリスクも高まります。
事実、ラッキーバンクは行政処分を受けています。
まだ、こうした認識が広まっていないため、オーナーズブックは正当な評価を受けていませんが、いずれ水準訂正される時が来ると予想しています。
なお、より正確なオーナーズブックの情報は、オーナーズブック(OwnersBook)の特徴と評判を確認してみて下さい。
日本版の「ICO」はオーナーズブックの競合になるのか?
一部で、日本版「ICO」のサービスが登場することで、ソーシャルレンディングの競合になるのでは?という声が出ています。
多くの投資家から資金を集める仕組みはオーナーズブックと通じる部分はありますが、「不動産」を徹底的に取扱い、専門知識を持つ後者と競合することはないと考えます。
特に都心の一等地の物件に投資できる環境は、不動産の価値が下がっている現状でもアドバンテージになります。
むしろ、こうした新しい投資の形が増えることは、相乗効果を生む可能性の方が高いでしょう。
ロードスターキャピタル(3482)の株価と将来予想
以上、ロードスターキャピタルの株価は、IPO初値時よりも、初値形成してからが注目に値すると考えます。
主力のサービスである「オーナーズブック」の伸びしろが大きいことを踏まえても、長期的なセカンダリーこそ注目です。
しかも、そのことに気づいている人は殆どいない状況です。
もちろん、将来の株価がどうなるかは誰にも分かりませんが、ロードスターキャピタルが成長余地を残していることは間違いないでしょう。
IPOとしての初値は高騰しない可能性もあるので、なおさら狙い目だと考えられます。
いずれにせよ、IPO初値形成後もしっかりと見守っていきたいと思っています。
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